徳島の医療問題について

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徳島県が直面するさまざまな医療問題に、行政や病院はどのような対策をとっているのでしょうか?
その方法をリサーチしてみました。

問題山積み!徳島が抱える医療問題

医療に従事する者の基礎知識として、その地域の医療問題は把握しておきたいところですよね。

徳島県では、人口1人に対する医師の数が全国でもトップレベル。
2010年度版全国医師数
都市部では充実した医療体制がとられていますが、これが都市部以外の地域となると事態は一転します。

現在、徳島で問題となっているのが医師や看護師の偏在。
つまり偏りがあるということで、都市部にばかり医師や看護師が集中し、その他の地域では不足しているといった「医療格差」が起きているというわけです。

医療問題はこればかりではありません。

医療施設が都市部に集中しているため、緊急の対応が遅くなったり、高度なケアが受けられないといった僻地医療の問題も抱えています。

徳島県でも高齢化の波は押し寄せており、高齢者のための医療体制をさらに充実させる必要があります。

このように、医療に関するさまざまな課題を残す徳島県ですが、問題を解決しようと積極的に対策を打ち出しています。
徳島の医療問題を知ることで、看護師にどんな需要があるのか、おのずとわかってくるのではないでしょうか。

徳島県の医療問題対策

以下、徳島県の対策を簡潔にまとめてみました。
さらに詳しい内容も各ページで解説していますので、参考になさってください。

  • 「看護師不足」
    …看護師不足の解消のために、離職防止と再就業対策を行っている。
  • 「医師不足」
    …医師偏在の問題に取り組み、地域医療の活性化を目指している。
  • 「僻地医療」
    …「とくしま医師バンク事業」を設置し、医師の確保をしている。
  • 「緊急医療体制の確保」
    …「徳島県地域医療再生計画」を立て、改善に取り組んでいる。
  • 「高齢化問題」
    …「とくしま高齢者いきいきプラン2012-2014」で、介護サービスの充実を図っている。
  • 「周産期医療体制の確保」
    …徳島市民病院でNICU(新生児集中治療室)を増床。「地域周産期母子医療センター」に認定される。